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建物をリンク大通りの側から眺めると、
正面入り口全体を見渡すことが出来ます。
ここには、
1869年に建てられたオリジナル部分が今日まで
保存されています。
正面外観はアーチを用いたルネサンス様式で、
ロッジャと呼ばれる開廊がリンク大通りに面し、
公共建築であることを強調しています。

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エルンスト=ユリウス・ヘーネル
正面入り口側ロッジャの上、
左右を飾る騎馬像は1876年に設置されたものです。
これは彫刻家エルンスト=ユリウス・ヘーネルが
制作したもので、
翼のある2頭の馬にはそれぞれ、
ハーモニーと恋愛詩の女神エラトが乗っています。
ロッジャの5つのアーチを飾る5つのブロンズ像も同様に、
ヘーネルが制作したものです。
これらの人物は左から右へ、
ヒロイズム、悲劇の女神メルポメネ、
ファンタジー、喜劇の女神タレイア、
愛を表しています。
モーリッツ・フォン・シュヴィント
ロッジャの中には、
モーリッツ・フォン・シュヴィントによって描かれた
「魔笛」シリーズがあります。
この貴重な絵画作品を気候や外気の悪影響から守るため、
11月から4月までの冬季間、
アーチ部分にガラス窓がはめ込まれるようになりました。
泉水
建物の左右には、
彫刻家ヨーゼフ・ガッサーの制作した古い泉水があり、
それぞれ、全く異なる世界を表しています。
左側は「音楽、舞踏、喜び、無思慮」右側は
「ローレライ、悲しみ、愛、復讐」です。
建物
前後2つの部分からなる建物は、
後部が遥かに大きく、
この部分に舞台と、
これに付随する部屋の数々があります。
前方の狭い部分には、観客席と、
通路やロビーなど観客に
公開されている空間が含まれます。
特徴的なのは、様々な形の屋根部分です。
周辺部より一段と高い中央屋根は、
全方向にドームのような膨らみを持ち、
この下には観客席と舞台があります。
正面及び後方の横棟部分には寄せ棟屋根が設けられ、
これを2つの階から成る連絡部分が結んでいます。
その上には切妻屋根があります。
また中央屋根各コーナーの
塔にはフランス式屋根が付けられています。
中央棟の前で正面外観を構成する寄せ棟部分は本来、
馬車のための車寄せとして建てられたものです。
この正面寄せ棟部分の外壁には、
オーストリア=ハンガリー帝
国の紋章の数々が見られます。
オペラ座旧建築の内装
正面寄せ棟部分の扉のひとつから中に入ると、
チケット窓口などのある入り口ホールで、
ここには創建当時のオリジナルな建築構造が
残されています。
オペラ座旧建築の大半は、
第二次大戦の戦闘が終わる直前、
1945年3月12日の爆撃で破壊されました。
創建当時のまま保存されたのは、
正面外観の全体と、
中央入り口ホール、中央階段、
シュヴィントフォイエと呼ばれる休憩室とロッジャ、
そして2階のティーサロンです(中央階段の下部は
「式典の階段」と呼ばれています)。
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